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jiduiius

連れて来れな

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連れて来れな

早雪は魚津港から出る船に乗っていた。
(やっと帰って来れたなぁ)
そう思う自分を可笑しく日常肌膚護理 思う。
東京生まれの東京育ちなのに、自宅はまだ東京にあるのに、もうここが自分の家のように感じているのが可笑しかった。
東京での仕事もしっかり片付け、後はラフが上がって来て修正指示を出し、初校原稿を入稿するだけだ。他の限界集落のページや細かい記事やなんかは、他のスタッフが着々と仕上げており、副編集長がきちんと進行を管理していたのでホッとした。
一つの誤算は、カメラマンを連れて来れなかったことだ。
予定していたカメラマンが他の撮影に行っており、別の者になった。
(それが蒲田なんだよね…)
ため息を付きながら、苦々しく思い浮かべた顔は、無礼で軽くてお調子者の、蒲田だった。
なんでも釣りマガジンの編集者に同行する形で北陸を回っているのだとか。
その途中で鮎川村に立ち寄ってくれるらしい。
編集者もなじみなので、彼も一緒に来て釣りスポットがあればロケハンしておきたいそうだ。
(まぁ、一石二鳥だけどねぇ。編集長も来るんだ…。あの人本当フットワーク軽いよね)
早雪はあれこれと考え事をしながらいつの間にか眠っていた。
お客さん、秋里島、到着しましたよ~」
のんびりと声をかけられ早按摩眼霜 雪は目を開けた。
港に降り立つと、たった3日離れていただけなのに、懐かしい景色が広がっている。
おぅ、おかえりなさい!どっか行ってきたんけ?」
港をお散歩していたらしい老人に声をかけられて早雪は笑う。
ええ、東京まで。またしばらくはこっちにいますけど」
おかえりなさいという響きがくすぐったくて、早雪ははにかんで笑う。
そうけ、そうけ~。さす香港權證 が、都会の人やねぇ。歩く姿もカッコいいわ~」
そうですか?ありがとうございます」
早雪はキャリーバッグを引いて港を後にする。
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